水流中に超音波振動を与えることでキャビテーションが発生します。そのキャビテーションの強力な気泡崩壊衝撃力を利用し、細菌やカビの細胞膜を物理的に破砕することにより死滅させます。
| 殺菌方法 | 判定 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 塩素殺菌処理 | ○ | 手法が確立されている。 標準的水質における殺菌力は保証されている。 容易に濃度検出が可能である。 イニシャル・ランニングコスト共に安価である。 |
機器・配管の腐食が促進される。 有害なトリハロメタン発生の可能性がある。 塩素臭がある。濃度調整が難しく面倒である。 注入装置のトラブル、メンテナンスの問題が多い。 生物膜(バイオフィルム)の除去は難しい。 水質条件により殺菌効果が大きく落ちる。 |
| オゾン殺菌処理 | △ | 塩素臭を発生させず殺菌が可能である。 有害なトリハロメタンを発生しない。 |
イニシャル・ランニングコスト共に高価である。 殺菌効果の残留性はない。 レジオネラ菌の殺菌力は低い。 廃オゾン(有毒ガス)処理が重要である。 |
| 紫外線殺菌処理 | △ | 塩素臭を発生させず殺菌が可能である。 有害なトリハロメタンを発生しない。 |
イニシャル・ランニングコスト共に高価である。 殺菌効果の残留性はない。 レジオネラ菌の殺菌力は低い。 |
| 銀・銅イオン 殺菌処理 |
× | 殺菌効果の残留性がある。 塩素臭を発生させず殺菌が可能である。 有害なトリハロメタンを発生しない。 還元性水質の温泉にも適用できる。 |
長期間使用時の毒性データがない。 銅イオンはレジオネラ属菌の消毒効果は低い。 濃度管理・殺菌効果の制御が困難である。 金属が析出する事がある。 生物膜(バイオフィルム)の除去は難しい。 |
| 超音波殺菌処理 | ◎ | 塩素臭、有毒物を発生させず瞬時殺菌が可能である。 水質変化を伴わない瞬時殺菌が可能である。 配管からの遊離浮遊生物膜の瞬時破壊除去が可能。 既存循環設備に追加設置が容易である。 機構が単純で壊れにくく、ほぼメンテナンスフリー。 イニシャル・ランニングコストが塩素系殺菌剤と同等。 (毎月のレジオネラ検査費・法定検査費込み) |
殺菌効果の残留性はない。 超音波発生装置から作動音が発生する。 超音波発生装置の分解修理はできない。 |